安心院葡萄酒涌工房

赤ワイン

Red Wine
安心院ワイン 小公子

安心院ワイン 小公子

750ml  4,500円(税込)

存在感際立つ艶やかな深紅

主な香り
プルーン、インク、焼き栗、黒胡椒、カシス、リコリス、スモーク
こんな料理に
鹿赤肉のステーキ、羊と豆のトマトソース煮込み
チャート

テイスティングノート

品種
小公子
アルコール分
13.2%
果汁糖度
(平均)23.1
製造工程
製造方法 醸し発酵(ステンレスタンク)
発酵期間 約14日間
熟成期間 樽にて約13か月 
ブドウ収穫
2022/8/16~8/20
新樽比率
22.5%
気候
春先は例年より気温が高く順調に芽吹きを迎えた。梅雨入りは6月11日頃で同月28日には梅雨明けとなり短い梅雨であったが7月は台風4号や低気圧の影響で例年より雨量が多い状況となった。しかし、レインカット等の雨対策はしっかりと行っており問題無くブドウの生育期は進んだ。収穫の始まる8月はやや雨量の多い年となったが日照量はやや多く健全で良質なブドウが収穫されている。
テイスティングコメント
艶のある紫を帯びた黒色。熟したカシス、ブラックベリーなど黒系果実の香り、シナモン、クローブのような甘いスパイス、清涼感のあるハーブのような香りが感じられます。アタックは強いが、なめらかなタンニンと豊富な酸が口中で心地良く広がり、厚みのある味わいです。余韻はアルコール由来の甘みが心地よく続き、複雑な味わいが楽しめる辛口の赤ワインです。
品種
小公子
アルコール分
13.8%
果汁糖度
糖度 24.0(平均)
製造工程
製造方法 醸し発酵(ステンレスタンク)
発酵期間 約14日間
樽にて約14か月 
ブドウ収穫
2021/8/9~10
充填日
令和 2022年12月20日
新樽比率
約75%
気候
3月から4月にかけ晴天に恵まれ日照量は多く、降水量も少ない状態で順調な芽吹きを迎えた。その後、やや早い梅雨入りを迎えたが梅雨明けも早くなり生育期の7月は降水量も少なく健全でよく熟した生育が進んだ。8月は台風の影響で大雨等に見舞われたがブドウには大きな影響は無く健全な状態で収穫されている。
テイスティングコメント
深みのある紫を帯びた黒色。ブラックベリー、ブラックチェリーの熟した黒系果実の香り、リコリス、クローブのような甘いスパイスの香り、清涼感のあるハーブ、スギのような香りなどが感じられます。アタックは強く、なめらかなタンニンと豊富な酸が口中で感じられ、厚みのある味わいです。余韻はアルコール由来の甘みが心地よく続き、複雑な味わいが楽しめる辛口の赤ワインです。
品種
小公子
アルコール分
14.3%
製造工程
醸し発酵(発酵タンク:木桶20%使用)
発酵期間 約8日間
熟成期間 樽にて約1年 (新樽約49%)
ブドウ収穫
2020年8月10日~12日
充填日
令和 2021年11月29日
気候
春先はやや低温傾向であったが日照量は多く順調な芽吹きを迎えた。その後、やや遅い梅雨入りを迎えたが7月の集中豪雨、遅い梅雨明けと不安のある状況が続いた。しかし、8月は一転して晴天に恵まれ降水量も少なく良質なブドウが収穫されている。
テイスティングコメント
濃い紫色を帯びたルビーの色調。カシス、ブルーベリーなどの黒い果実の風味にバルサミコ、ヴァニラ、甘草のようなスパイシーな印象が複雑に感じられる。アタックは強く、なめらかなタンニンと酸が口中で広がり、厚みのある味わいを包み込んでいる。アルコール由来の甘みと豊かな酸が調和し余韻が長く、複雑な味わいが楽しめる辛口赤ワイン。
品種
小公子
アルコール分
12.3%
果汁糖度
20.7度(平均)
製造工程
セニエした原酒44%使用
発酵タンク:ステンレス
ブドウ収穫
2019年8月4日~2019年8月12日
充填日
2020年12月18日、21日
充填本数
7500本
気候
春先は温暖な気候で降水量も少なくやや早めの芽吹き~開花となった。開花後も日照量は良好で6月末まで推移した。7月上旬~中旬にかけ集中豪雨や長梅雨の影響でやや日照量が少なく生育を心配する状況であったがワインに重要な酸味を維持した健全な状態で収穫されている。
テイスティングコメント
艶やかで濃い紫色を帯びた深紅。カシス、ブルーベリーにヨーグルト様の香りが溶け込み、さらにスパイシーな印象も合わさっている。アタックは強く、なめらかで丸みある酸味が口中で広がり、厚みのある味わいを包み込んでいる。余韻が長く、長期熟成させることでさらに複雑な味わいが楽しめるワイン。
品種
小公子
アルコール分
14.2%
果汁糖度
24.9度(平均)
ブドウ収穫
2018年8月1日~9日
充填日
2019年12月6日
気候
1、2月は低温傾向が続いたが、3月以降は一転して気温の高い傾向となり発芽後の生育は例年より早い状況であった。梅雨入りは平年より8日早い5月28日頃で6月下旬から7月上旬にかけて集中豪雨となったが大きな被害の発生は無かった。梅雨明けも平年より10日早い7月9日頃でその後、8月中旬頃まで高温干ばつが続き醸造用ブドウにとっては小粒で凝縮感のある状態で収穫されている。
テイスティングコメント
艶やかで濃い紫色を帯びた深紅。カシス、ブルーベリーにヨーグルト様の香りが溶け込み、さらにバルサム質やスパイシーな印象も合わさっている。アタックは強く、なめらかで丸みある酸味が口中で広がり、厚みのある味わいを包み込んでいる。余韻が長く、長期熟成させることでさらに複雑な味わいが楽しめるワイン。(テイスティング日:2020年3月)
品種
小公子
アルコール分
11.6%
製造工程
収穫された小公子を低温で貯蔵し除梗破砕をした。発酵はブドウの品質に合わせてステンレスタンク、木桶にて10~13日間醸し圧搾を実施。樽での熟成でも酒質に合わせて新樽から古樽を選択し約一年間樽熟成を行った。
ブドウ収穫
2017年8月5日~9日
新樽比率
25
テイスティングコメント
濃い紫色を帯びた深紅。ブラックベリー、カシス、ブルーベリーにオレンジ様の香りが溶け込み、さらに少し木質的でスパイス的なリコリス、インキ―な印象もある。少し温度が上がるとバター様の雰囲気もあり香りの複雑さが際立っている。丸みある酸味で口中でよりスパイシーさを感じ余韻も長く楽しめるワイン。
品種
小公子
アルコール分
14.5%
製造工程
ブドウは収穫後、一時冷蔵にて保管し冷えた果実の状態から除梗破砕などの処理工程を開始している。発酵期間は17日間で引き抜き・圧搾工程を行った後、直ちにMLF菌の添加を行っている。圧搾したワインは、フリーラン、プレス等仕分けした状態で樽貯蔵を約1年間実施し、それぞれをブレンドして仕上げた。
ブドウ収穫
2016年8月4日~10日
充填日
2017年12月20日
テイスティングコメント
光を透かさない濃い紫色。シシトウやシソなど和の香味に、樽に由来する甘草やシナモン、八角などが複雑に調和している。強めのアタックに滑らかな舌触りで酸とバランスし、高いボリューム感もあり余韻も長い。今飲んでも良いが、今後の発展も期待できる。
品種
小公子
アルコール分
14.5%
果汁糖度
24.7度(平均)
ブドウ収穫
2016年8月4日~5日、8月8日~10日
充填本数
3,960本
新樽比率
30.70
テイスティングコメント
光を透かさない濃い紫色。シシトウやシソなど和の香味に、樽に由来する甘草やシナモン、八角などが複雑に調和している。強めのアタックに滑らかな舌触りで酸とバランスし、高いボリューム感もあり余韻も長い。今飲んでも良いが、今後の発展も期待できる。
品種
小公子
アルコール分
12.7%
エキス
3.1
果汁糖度
20.7~22.7度
製造工程
ブドウは収穫後、一時冷蔵にて保管し冷えた果実の状態から除梗破砕などの処理工程を開始している。収穫のタイミングや畑の違いで3タイプ(1本はステンレスタンク、残りの2本は木桶)にて仕込みを実施した。発酵と醸し期間は約1週間で引き抜き・圧搾工程を行った後、直ちにMLF菌の添加を行っている。圧搾したワインは、フリーラン、プレス等仕分けした状態で樽貯蔵を約1年間実施し、それぞれをブレンドして仕上げた。
ブドウ収穫
2015年8月5日~18日
充填日
2016年12月22日
充填本数
6,071本
気候
2015年4月2日に開花。この年も4月中旬に霜警報等が出るが、スプリンクラーを稼働させ被害は出なかった。5月は気温が高めに推移した事と、降雨量も少なかったため病害虫の発生は極めて少なく、ブドウの育成も早まった。6月10日に九州北部は梅雨入りし、南九州では降雨による被害が出るなど多くの雨が降っていたが、安心院町は例年並みの降水量で問題とはならなかった。梅雨明けが7月29日頃で例年より2週間近く遅くなった。梅雨明け後、晴天の日が続いたため、小公子の熟し度合に合わせた収穫が可能となり、また、お盆明けまで収穫を伸ばす事もできたため過去ビンテージでは最良の年となった。
テイスティングコメント
輝きのある深い赤紫色を帯びた色調。開栓直後は、香が閉じており、ミント、アニスなどスパイシーな香り(張りのある刺激的な香り)とインクやヨード系の香りを感じるのみ。数時間から1日経過し、ようやく、プラムやブルーベーリー、無花果の様な甘い果実香に、オリーブや紅茶、カカオの様な印象も出始める。更に数日置くと、ドライフルーツ、ドライフラワーやブラックティーなど乾燥した果実や花の香りへと変化する。まろやかで心地よい酸味と膨らみのある味わいで余韻も長い。長期間熟成させることができるワインである。(2017年2月13日テイスティング)
品種
小公子
アルコール分
12.1%
エキス
3.15
製造工程
天候の影響(台風)を受けて収穫のタイミングを多少早める必要が生じた。木桶とステンレスタンクとに分けて仕込みを行う。補糖のタイミングをずらしながら、比較的長く発酵状態を維持し、約21日間(低温醸し期間を含む)で醸し期間を終了させた。また、発酵期間中にMLFも行い、十分に減酸させている。その後、2年目の樽に約1年間貯蔵させた。ピーマンの様な青系の香りは、貯蔵で少なくなったものの、角がある状態であったため、2015年の原酒を約14%ブレンドして仕上げた。
ブドウ収穫
2014年8月7日~8日、8月11日~13日
充填日
2015年12月28日
充填本数
1,646本
気候
2014年、春先の遅霜が下りるが、前年の経験よりスプリンクラーを稼働するなどの対策を講じて被害なし。5月の降水量は極端に少なく、日照多くブドウの熟成が進む。梅雨明けは若干遅く、収穫時期の8月上旬に台風を迎え自社農園は多大な被害を受ける。契約園は台風前に収穫した。
テイスティングコメント
輝きのある濃い赤紫色を帯びた色調。豆やアスパラガスを煮込んだ様な青い香りがほんのりあるが、栗やナッツを焦がした様な香りとスパイスの香りが強く、奥にカシスやブルーベリーの様な果実の雰囲気も感じられる(グラスでスワリングして時間がたつと果実の香りが強まる)。酸味が広がり渋味は少なく、余韻はそれほど長くない。じっくりと時間をかけて香りが開いた状態で楽しんでいただきたいワインです。(2016年10月17日)